アスペ夫人とご主人とで、居酒屋に言ったときのこと。
ご主人が病気から回復して、少しお酒を飲むことができるようになったからだ。
外出して、店で食事をとるのも社会復帰のひとつだ。
そんな、こともあり、外に連れ出した。
しかし
毎度、毎度、アスペ夫人の態度には驚き、腹が立つのだが・・・。
この日も、あまりにも失礼だったので、声を上げた。
ご主人にとって、久し振りの店での注文。美味しそうな、ふぐの煮こごりをまず、頼んだ。
2年ぶりくらいの料理だ。
料理が運ばれてきた。アスペ夫人がその煮こごりに箸をつけそうになってので、私がご主人のほうに、さりげなく器をずらしだ。
私「これはご主人が頼んだものだからね」と伝えた。
夫人は不満そう。
ご主人が箸をつけて、夫人もヒトクチたべた。
私はご主人にたっぷり食べてもらいたいから遠慮した。
すると、ご主人がその煮こごりの器をそっと、私のほうに置いた。
ご主人は、アスペ夫人にたべられてしまうことを恐れての行動だ(笑)。
私は有り難く残りの煮こごりを頂いた。
それから、料理をそれぞれ頼んだが、来る料理、来る料理、先にアスペ夫人が手をつけるので、嫌味風に私は言った。
私「熱いものは熱いうちに、冷たいものは冷たいうちが美味しいんだよね」と、イヤミとして言った。
ところが夫人は、嬉しそうに
アスペ夫人「そうなの、私は美味しいうちに食べたいの。昔からそうなの。だから、よく怒られた」と言う。
子どもは、そうだが、大人になったら周囲を配慮しながら食べるものだ。
アスペ夫人が脳の病だと思うのはそういうところ。子どものままなのである。
しかも、食べている時は、みんなの会話が耳に入らない。一心不乱に食べているのだ。
だから会話に入らないし、興味もない。
しばらく、夫人は、すべての料理を食べつくして、そっぽを向いて満足そうにしている。
ふぅ~、食った食ったと言わんばかりに、腹をつきだして椅子の背もたれにのけぞっている。
女性だしね、そういう姿は見たくないけど、本人は本当に幸せそうなのである。
とはいえ、ご主人が久し振りに外食するのだから、自分より、ご主人に先に満足してもらえるように食べさせるべきだと思うのだが、どうでしょうか?
しかも、くちはばったいですが、ご主人のお祝いで、費用は私が出すという会食でした。
本当にお口アングリな出来事でした。