アスペルガー夫人の考察記

アスペルガーのはてな?なんでだろう?を事実に基づいて綴って行きたい

患者=夫の頼みを聴けない妻

昨日のこと。

ご主人が、くるくる変わる病状に不安を抱いているらしく、アスペ夫人にこう言った。

「一度、今日の血液検査の結果も聴きたいし、先生に連絡してくれないか?」と頼んだ。

するとアスペ夫人は

「今、手術中で、今日は回診に来ないと思う。さっきナースセンター見てきたけどいなかったし、皆忙しいからわからないと思うよ」などと訳わからないことを弾丸のように、しゃべり続けた。

それで私が「この前も19:30くらいに先生から電話あったでしよ?月曜だし、遅くても先生は来ると思うよ。だから誰かに聴いてみたら?」と言った。

要するに、わかってもわからなくても、患者が希望しているのだから、看護師でも事務員でもつかまえて、聴けば良いことを、動かないで、推測だけでしゃべり続けている。

ある資料によるとアスペルガーの人は都合が悪いと、あれこれ言い訳してしゃべりまくると書いてあった。

要するにアスペ夫人は、医師なり看護師に聴くのが嫌なのだ。断られたりするのはプライドが許さないからとみる。

病室は電話禁止ですよ!

昨日、久しぶりにアスペ夫人のご主人を見舞った。16:00を過ぎてしまい、急いで病室へ。
417号室に。

アスペ夫人は、いつものようにベッド脇に座って、何も世話をせず、お喋りをしている。

アスペ夫人が席を外したときに、ご主人に「顔拭きましょうか?」と聴いたら「さっき看護師が拭いてくれた」というので、安心した。

なぜ、そんなこと聞いたかというと、アスペ夫人はご主人の顔や身体を拭いたりしないのだ。
マッサージなど、世話らしいことはしない、不思議な奥さんだ。

18:00過ぎて、アスペ夫人が自転車だから帰ると言った。私は遅くきたので、もう少し居ると言った。

アスペ夫人は、帰るのをためらうように夫に「私、帰るわよ、いいのね、ねぇっ?」と確かめている。ご主人は「お疲れ」と言った。

そして、アスペ夫人はしぶしぶ帰った。

それから20分ほどして、そろそろおいとましようかと仕度してるときに、ご主人の携帯が鳴った。

アスペ夫人だ!何かいきり立って話している声が漏れている。
ご主人は、うなづく程度。

一ヶ所聞こえたのは「●●さんはまだいるの?」
ご主人は「ああ」と返事。

しばらく弾丸のように、止めどなく話す声がする。
ご主人は黙って電話を切った。

私は、すぐに失礼した。

病室に電話は禁止だ。それをアスペ夫人は無視してかけてくる。

恐ろしい話だ。

困ったちゃんも、自己チューも発達障害?

一時、自己チューとか、困ったちゃん、などが流行ったことがあった。
今にして思えば、それらは発達障害だったのでは?と思う。

相手の気持ちを察することが出来ないために、いろいろな摩擦を引き起こす。

なかには、きちんと精神科の病院にかかり、治療している人もいる。しかし、殆どは変わり者で済ませてしまう。

だいたいは友達解消、疎遠にするなどで、接触しない方法をとる。本人的にはあまり良い方法とはいえない。

一般常識を学ぶチャンスを逃すからである。

とにかく一般的な常識や社会のルールは誰に教わることではなく、日々、経験から学んでいくものだと思う。

その積み重ねができないから、脳の障害なのだ。

それは家族が、早く察して改善してあげないと
大人になって辛いこととなる。

アスペ夫人も、どこへ就職してもクビになってしまう。考えれば可愛そうだ。

ただ、治るものではないので、他人が関われば、大変な苦労を背負うことになる。そして、離れてゆく。

外から見えない障害なので、接する人もカサンドラ症候群というような症状にも陥る。

他人に害を及ぼす点では、最悪な脳の病気である。

アスペ夫人と接触すれば災いのもと

アスペ夫人と疎遠にしておよそ2ヶ月たった。

桜も咲いたことだし、知人や姉夫妻も呼んで花見をすることになった。

もう、この頃には、アスペ夫人の攻撃や嫌がらせに私の心も癒えていた。


それが大きな間違いと後で気づくのである。

三どめの入院。病院でのこと。
アスペ夫人は、患者のベッド脇で、私がご主人にと買ってきた週刊誌のクロスワードに夢中だ。
夫そっちのけで、楽しんでいる。

私は、ベッドに臥せているご主人に話しかけた
「月曜日、血液検査あるって言ってたけど、一階の検査室に行くの?」

と聞いたら、いきなりアスペ夫人は
「ここで、やるのよっ!」と、貴女知らないの?とばかりにいきり立つ感じでいい放った。

私がびっくりして
「血液検査もベッドで、できるんだ。それは楽だね」と言った。

すると、アスペ夫人は今度は小声になって
「たぶん、ここでやるんだと思う・・・んだけど」
と弱々しく言った。

あれれ~?やっぱりね。確信はなかったんだ!
口から出任せってやつ。

アスペ夫人は看護師ではないから、血液検査の場所を知るわけがない。だから、すぐに答えを翻した訳だ。

それにしても、ただの雑談なのにアスペ夫人は私の言葉にひっかかってきて、すぐ反対を唱えるので閉口する。

検査の場所が大切なのではなく、ご主人が少し話さないと気持ち的にも復帰できないから、わざと話しかけた訳だ。

そういう人の気持ちの裏を読めないアスペ夫人。

本当に、一言しゃべるだけでも、対抗するので、アスペ夫人がいるところでは話が出来ない。

あと、2ヶ月やはり距離を置くべきか…

油断大敵…私の失敗

またまた、ご主人が入院となり、アスペ夫人もストレス発散したほうが良いと、情け心を持ったのが間違いのもと。


病院で、アスペ夫人に久しぶりに夕食を食べようと誘った。自宅近所の居酒屋さんなので、もちろんご馳走するつもりで。

おおよそ19:00に集合ということで、私は電車、アスペ夫人は自転車で店に向かった。

19:00には店に着いた。しかし、待てど暮らせどアスペ夫人は来ない。店の人にも、今、自転車で向かっていますから、と伝える。

そして、19:40やっと到着。どうも、自転車を家に置いて徒歩で店に来たようだ。

それならまだ我慢できるが、帰る途中にスーパーで買い物をしていたというのだ。

ええっ?

それなら電話1本くれれば良いのに、40分待たせたのに侘びのひとつもない。

しかも、アスペ夫人が会計を済ませてしまった!

こちらが誘ったのに、ですよ。

こちらの面子がない!!

人とのお付き合いのルールがあって、誘ったほうが出すという暗黙の了解がある。

しかしアスペ夫人は、社会やお付き合いのルールがわからない。

このトラブルは、私がいけない。

何故なら19:00集合、私がお金を払う、とハッキリアスペ夫人に言わなかったからだ。

アスペルガー症候群は言葉の裏や人の気持ちを読めないという。その典型的な出来事だ。

うっかりミスであった。

ご主人より奥さんのケアが必要なんじゃない?

とにかくアスペ夫人は、一方的にマシンガンのようにしゃべる。

そのほとんどは、聞いても仕方がないこと。よくアスペルガー症候群の解説にあること。

例えば、

★今日は、午前中病院に夫を見舞いに行った。
という話を

アスペルガー症候群の人はこうなる

★朝、起きて、ご飯を食べたんだけど、玉子かけごはんにしたの。コレステロール心配だけど、いいやと思って食べた。それから洗濯物をして、11時に家を出て、バスに乗り、駅まで行った。時間は11:30で、いつもは混んでるけど、早かった。それから駅からバス乗り継いで、病院に行ったのよ。

となる。


ほとんど必要ない話だ。聞く方も時間ももったいないし、迷惑な話が多い。

今、ご主人にケアマネージャーがついたが、その人が言う

「この前、リハビリ担当者との打ち合わせに、奥さんが来て、4月4日は結婚記念日だと言ったのね、打合せに必要ないことだし、ほとんどの話は聞いても仕方がないことばかりを長々としゃべる。先方の時間もあることだし、相手のことは考えられないのかな?」
と言った。

私は、それが発達障害なんですよ。と言いたかった。

そのケアマネが「ご主人より、奥さんのほうをケアしたほうがいいんじゃない?」と真剣に言っていた。

お腹からピゅーっと!

アスペ夫人のご主人が盲腸の悪化で、再再入院した。

病院からの帰りにアスペ夫人が言ったことにびっくり!!!

アスペ夫人の友人のH子さんは、夫人の宗教の師で、特殊な能力を持っているらしい。

そのH子さんの義理の父が腎臓病だった。お腹が痛くなってので、友人がオカジ(数珠玉で幹部を撫でる行為らしい)をした。腹の下のほうをオカジしたら、じわ~っと熱くなった。

手術室で友人は医師に「ここを切るといい」と言って、医師がそこを切ったら膿がピゅーっと出た。
と言う。

にわかに信じがたい。

手術室で医師がどこを切ったら良いかわからずに躊躇していることも、祈祷師が手術に立ち会うことも、また、切る場所を祈祷師が決めたことも・・・100%あり得ない!いや1000%ありえない!