歪んだ自己愛?特性?
人からのアドバイスというのは
有り難いものである。
特に介護や看護など、経験したことのないことは、特に有り難いと思う。
ところがアスペ夫人の場合は
「アドバイスするのは、自分に能力や知識がないために、私を馬鹿にしている」と思っている節がある。
能力や知識ではなく「経験がない」というのは当然である。
誰しも、人を馬鹿にしているからアドバイスするのではない。経験上のことを話し、役立ててもらいたいからだ。
ところが自分を否定されているという、歪んだ気持ちになるのがアスペ夫人だ。自己愛なのか?
でも、考えてみると常識的なことをやってないからアドバイスすることもある
例を言うと
夫がハードな皮膚病にかかって、赤く足全体がただれていたので、居合わせたケアマネージャーが、
「できれば足を締め付けないように、ゆるいズボン下がいいですよ、ゴムのところは古くてヨレヨレくらいがいいです」
ほぉ、なるほど!と思った。
ウールの靴下を履いていたので「それから、なるべく木綿の靴下がいいですよ」と私も助言した。
どちらにしても炎症を防ぐための知恵、知識である。
これくらいは、皆わかることですが、アスペ夫人の場合は、気がつかないのか、夫に関心がないのか、そういった気遣いをしない。
そしてアドバイス受けても、「そうですね」「やってみますね」などと言わないのだ。
言うのは「そんなの知ってる」「わかってる」なのだ。
要するに「やっていない私を馬鹿にしている」と思うらしい。
誰もアスペ夫人が能力がないとか、馬鹿だとか思わないし、そんなことを考える暇もない。
人間は万能じゃないし、不完全なもの。だから持てるものが持たざるものに施す。というのが当たり前なのだ。
だから、経験や知識を持っている人が、大切に思っている人に助言する訳だ。
その心がアスペルガーにはわからない。
子どもの頃から人に教えたり、教えられたりしながら学んでゆく。
そういった人との関係を学んで来なかったのか?
アスペルガー症候群は、「自分は特別」と思うらしいので、人に頭を下げられない(比喩)のかも知れない。
ただ、助言してくれた時は素直に「ありがとう」だろう。
後日、アスペ夫人から、
「みんな、私にイロイロと言う!」とぶちギレた時は唖然とした。
要するにご主人の介護、看護などのサポートは、要らないようだ!