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アスペルガー夫人の考察記

アスペルガーのはてな?なんでだろう?を事実に基づいて綴って行きたい

先が読めない哀しみ。素直に親切を受け取れない。

アスペルガー症候群は、「先が読めない」といわれる。

どういうことか?というと、今回のご主人の入院で如実に出た。

ある程度、ご主人の体調も落ち着き、退院の話も先生から出始めた頃、

私やケアマネの友人はアスペ夫人にこんなアドバイスをした。

①食事療法の練習
低タンパク質、低カリウム、減塩を徹底し、タンパク質は1日45g、塩分6gとしなければならない。すぐには食品の成分などわからないので、一週間分の献立を作り、実際に作ってみては?手伝いますよ。

②ベッドの導入
今までは、寝具は布団だったが、退院後はベッドの方が楽なので、導入したほうがいい。退院祝いにプレゼントさせて下さい。

介護保険の申請
知人のケアワーカーが見舞にきた時にアスペ夫人に言ったそうだ、介護申請は時間がかかるので、入院中に病院の相談室で相談して、申請したほうがいい。と。

これらのアドバイスに対しアスペ夫人は「無視」。

というか、それがどういう意味なのか理解できないのだ。

退院後、どういう生活が待っているのか想像できない・・・。

どう考えても患者はベッド必要でしょう。足の筋力は落ちてるし、布団での生活はしんどいと思う。これは誰でも考えるし、常識の範疇で、私が特別ということではない。

腎臓病の献立も、事前に学習しなければ、退院したその日から何を作ったらいいか立ち往生してしまう。

私もネットで調べ、タンパク質が少ないのは、牛肉ならヒレよりロース、野菜ならカブよりダイコンとわかるようになった。成分を覚えるには時間がかかるのだ。

介護申請すれば、ベッドや介護器具のレンタル、リハビリも受けられる。だから知人は、勧めてくれたのだ。

しかしながら、アスペ夫人は、そのどれもが、先先を想像出来ない。どうして必要なのか理解できないのだ。だから、返事も反論も出来ない。

ひとつだけ反応があったのが、ベッド。

アスペ夫人「ベッドは私が買います」。と。

・・・・・

これ、どういうことか?

すなわち、アスペ夫人の頭の中は

「私が何もできないから、皆こんなこと言うのだ。私はダメ人間じゃない!」となるらしい。

アスペ夫人を否定しているのではないことは、みな承知だ。

誰でも、初めて大病して入院となれば、不安にもなり、解らないことだらけだ。みな、親切でアドバイスしている。

決してアスペ夫人が何も出来ないから、言ってるのではない。

自己否定されていると勘違いするところは、アスペルガーより自己愛なのかも知れない。

まぁ、そんな風に、人の助言は聴かない。

だからあとになって、結局はアスペ夫人が困ることになり、白旗を振るが、時すでに遅しだ。

結局、介護申請をすることになり、ベッドも入れることになる。

知人はアスペ夫人に「私、入院中に介護申請したほうがいいと言いましたよね」と不満げに言った。

ベッドも、後から欲しいと言われたけど、私の方がシカトしました。人の好意をどう思ってるのでしょうかね。

アスペルガー症候群という病。人の親切を親切として受け取れない哀しさがあります。