平気で嘘をつく人
・・・そういう本が昔流行りましたね。
アスペルガー夫人もそうなんですが
たぶん、自分が一番大切なので、なんとかつじつまを合わせようとするとつい嘘をついてしまう。
悲しい病です。
ただ、わかる嘘なので、言われた方は返って馬鹿にされたようにも感じます。
●主人の実家は魚は醤油漬け
これ、どういうことかというと
アスペルガー夫人曰く
「東京湾沿岸で生まれ育った主人は、小さい頃から魚の切身は、味噌漬けにして前の日から漬け込み、翌日焼いて、醤油をつけて食べていた」と言うのだ。
すなわち、醤油漬けにした魚はご主人の子どもの頃の味だと言う。
なんだか可笑しいなぁと
その時、感じた。
なぜって
私も生まれ育ちは、ご主人と同じエリアだから食生活も似ている。
江戸っ子は、魚の切身を味噌や醤油づけ
すなわち「西京漬け」はしないのだ。
江戸前の新鮮な魚は、生で食べるか、サッと煮るか焼くかで、魚の味を生かした調理をする。
しばらくして、夫すなわちパートナーに聞いてみた
「おたく、小さい頃から、魚を味噌や醤油に漬け込んで焼いて食べてたの?」
するとパートナーは
「いや、味噌や醤油には漬けないよ、それって京都から西の食べ物じゃないの?だから「西京漬け」と言うんだよ」
やっぱり!そうでしょう!
夫人がなぜ、バレる嘘をついたのか理解不能。
確か夫人は、山口県出身だ。
たぶん、夫人が子どもの頃に、よく西京漬けを食べていたのだ。
自分が食べたいから、夫の好物と脳が決めつけて
ずっと食べてきたのだ。
夫は、好きでもない味噌漬けを食べさせられてきた訳だ~
でも、魚の食べ方くらいで
嘘をつく理由が、わからないな~