病院にタテついて、アスペ夫人の退院騒動
虫垂炎も良くなってきたので昨日退院した。
朝9時半、退院の時、看護士がアスペ夫人に薬や注意事項の書いた紙を渡していた。
でも、なにやらアスペ夫人は看護士ともめている。
どうも、インスリンを誘発する注射の器具が、前の病院とは異なるために、文句を言っていた。
文句を言うシチュエーションじゃないんだけど・・・
どうも、アスペ夫人は、人と話す時にけんかごしになってしまうんだね。私は慣れてるけど看護士は始めてだから面食らってた。
どういうことか整理すると
まず、「アスペルガー症候群は、変化を嫌う」ということをわすれてはいけない。
要するに、今回もらった注射器が、前の病院で使っていた注射器具と違うためにアスペ夫人はパニックになった訳だ。
それで看護士につっかかっていた。
ご主人にアスペ夫人が「これ、前のと違うのよ!ねえあなた、やり方わかるのっ!?えっ?やり方わかる?」と矛先はご主人に。
ご主人は沈黙
看護士は、なかば呆れて
「外科で(ご主人を)お預かりしただけですから、内科の薬は、前の病院でもらったほうがいいんじゃないですか?」と言って去っていった。
アスペ夫人「この病院は外科で(仕方なく)入ったのよ、内科は前の病院で診てもらうし薬だって前の病院じゃないと(信用できない)」と怒ってる
しかも、興奮しているから、食事前に打つインスリン注射と、1週間に一度打つインスリンを誘発する注射と混乱してる。
なので、私が注射器の説明をした。
私「この注射器具は、、メーカーが違うだけだから、わからないなら使い方を教えてもらえば?」
アスペ夫人は、納得しないし、怒りが止まらない。
そして、私は一言
「じゃあ、前の病院から注射器をもらえば?次に注射打つのは1週間後だから、早目に前の病院に予約したほうかいいんじゃない?すぐ予約とれないよ」
と言ったら
アスペルガー攻撃!!
「予約なんかしなくても大丈夫よ!」と反論(笑)
アスペ夫人は人のアドバイスに「そうね」と言えない(笑)。
その場を丸くおさめれば、コミュニケーションとれるのに…。
まぁ、それはいいとして、たぶん予約なしでいったら、超待たされて、また憤慨するんだろうなぁと想像する。
まぁ、そんなこんなの退院騒ぎになりました。
ふぅ~。
3人でエレベーターを降りたときにアスペ夫人の病院への最後ッペ
「こんなドロドロした胃の薬、家にたくさん残ってるのよ、こんなものいらないのよ」
私も最後に「胃の薬、液体だから飲みやすくていいんしゃないの?」と静かに言った。
言葉の裏は
「病院に対しては、夫の病を治してくれてありがとう。でしょう?病院や人に当たることはないでしょう。素直に感謝してね」
退院はめでたい、嬉しいことだ。
この騒動は、ただ単にアスペ夫人の脳の混乱にある
「注射器の形態が異なる」ことが原因だ。
この変化に対応できないアスペ夫人の病がパニックを起こしたもの。
病院も看護士にも申し訳ありませんでしたm(__)m