病院に緊急避難した事実!
昨日、久しぶりにパートナーと仕事の話を含めて会った。
驚くことを口にした
2度目の入院の理由は、家での介護生活の破綻から、主治医になんとか入院させて欲しいと相談して、緊急避難したとのこと。
アスペ夫人の夫への過剰介護、過干渉などがエスカレートし、精神的に限界だったということだ。
過剰介護とは、完璧に介護しなくてはならないと思うあまり、箸の上げ下げまで指示してしまう。
そして、自分は完璧にできていないのでは?と被害妄想に陥る。
そんな状況だったようだ。
ここでとても重要なのは、『アスペ夫人は自分の介護のやり方を心配しているのであって、夫の身体を心配してる訳ではない』
ということだ。
だから、夫への過干渉により、夫の心身が疲弊しているなどとは感じないのだ。
自分のことが一番大切なのだ。
だから、なかなか夫の病気が好転しない。
アスペ夫人は興奮すると目がつり上がるとのこと。(私も経験あるが般若のような恐ろしい顔になる)
そして、怖い顔になってると注意すると、アスペ夫人は、はっと我に戻るそうだ。
そして、物忘れが激しい。
同じことを毎日忘れてしまう・・・。
薬を毎日忘れるらしい。
パートナー(夫)は一時は自分より、妻のほうが心配だったと苦悩を述べた。病床にありながら妻のことを心配するのは辛かっただろうと思う。
やっぱり・・・。
私が懸念していたことだ。
パートナーは、限界に気がついて病院に逃げ込んだが、この脳の障害によって無意識の犯罪がおきている事実。
アスペルガーは周囲が暖かい目で・・・などという甘い話ではないのだ。
人の命、人格まで狂わせる怖い病なのである。