テレビで大人の発達障害をやったけど・・・。
文句言うわけじゃないけど・・・
テレビのワイドショーで、発達障害をやってた。
ある主婦にスポットを当てていた。
結構、期待してたけど、やはりガッカリ!
一般的な情報しかなく、しかも「これって誰でもあるよね」という域。
とても深刻には描いておらず、精神科の医師が出てきて「まず知ることと周囲の理解」というちんぷな〆で終わった。
まぁ、実際経験してない構成作家か、若いディレクターがやってるら仕方ないけどね。
発達障害を「物忘れ」というふうに描いていた。
しかも、不燃物のごみ捨てを忘れるとか。
ええ~っ?ですよね。
カレンダーに書いておけば良いし、物忘れなどは誰でもある。そんな内容だから、コメンテーターも複雑な表情だったし、コメントも軽かった。
その主婦も、終始ニコニコして受け答えてるし、とても障害があるように思えない。しかも、引きこもりという。
引きこもりの人が取材にニコニコなんかできないよね。
せっかくの特集なのに残念だった。
もっと深刻な問題があるのに。
そして、周囲の理解だけでは、解決しない障害です。家庭内のことに終始してたけど
本当は地域や職場でも困ってることが多い。
そこを取り上げないのは、テーマの説得力がない。
取材力がないなと思ったのは
「人とのコミュニケーション」の部分。
例は、友だちとの飲み会で、一人がダイエットしてるんだ、といいその主婦が笑いながら「あまり効果がないから、やめたら」というシーン。ここは???。
発達障害の人は「あなた太ってるね」と直接的に言います。
発達障害の人は、人が嫌がることを平気で言います。
「その服似合わない」とかね。
だから、そのテレビのシーンも説得力なし。
マスコミの無責任さが、見えた番組だった。