夫よりハム
1月30日、10:30パートナーからSOSの電話が入った
その前に、アスペルガー夫人の夫は、私の仕事上のパートナーで同郷。
長きに渡って仕事をしてきた仲間だ。
このブログの始めにも記したが、書き始めた発端です。
パートナーは、昨年秋に腎臓、ネフローゼを患い入院、透析を続け、なんとか危機は脱した
年末に退院し、通院と自宅での治療が始まった。
薬と食事療法で治してゆく。
そんな折、パートナーから連絡があり
お宅に伺ったのだ
パートナーは、足の痛み、しびれ、薬の副作用である、幻覚などなど、話始めた。
私は、SFみたいな話をうん、うんと聞く。
しばらくして
少しごはんを食べたいと言った。
アスペ夫人は、「ご飯って、低タンパクご飯だけど…」
「それにお昼は14:00ですけど」という。
14:00まで待てと言うんですね。犬じゃあるまいし。
私、「少しなら食べたい時に、食べたほうがいいんじゃない?」と言う。
パートナー「ご飯ないの?」
アスペ夫人「低タンパク飯は、レンジでチンすればありますよ。でも、ご飯、ナニで食べるの?」
私、「なんでもいいんじゃない?昆布の佃煮でも、ふりかけでも」
パートナー「ハムないの?2枚くらい」
アスペ夫人「うちのハムは厚いから、2枚じゃ多いと思うよ」
※塩分制限があるので、ハムはNGの食品
私「じゃあ1枚にすれば?」
アスペ夫人「これでも多いと思う。」
私「じゃあ、4分の1にすれば?」
さすがに、私もイライラしはじめた。
するとパートナーが怒ったように
パートナー「四の五の言わないで、早く持ってこいよ!」
私、「なんでもいいから、早く持ってきたほうがいいよ、少しでも食べれば気がすむんだから」
アスペ夫人、ぷりぷりしながらも、やっと席を立ち「見方ができたもんで、、強がっちゃって」といい放ち台所に向かった。
アスペルガー症候群は、言葉に引っ掛かるという。
今回で言えば、ハムの2枚にこだわり、早く食事を出すというふうに頭が動かない。
本来なら、ハムが厚かったら、黙って1枚または半分にして出せば済むところを、なんで、こんなふうにトラブルになるのか、パートナーの神経がとても不安になった。
患者は、ストレス厳禁
NOも厳禁・・・
これではパートナーの精神が壊れてしまう!!
そして14:00
パートナーは、私に体調やら、幻覚の話などして、安心したのか、食事を終えてスヤスヤと眠った