人に正しさを求め、人より有能を語るアスペ夫人の
5月5日にご主人の転院先の病院に見舞に行った。
別段、問題が起こることはないのにアスペ夫人がいると、さざ波が起こるので
本当に辛いのである。
それは微に入り細に入りなのである
面会で、3人で雑談していたときのこと
私は、この病院はあまり知らないし、ケアマネージャーが、この病院はリハビリ室が広いと聴いていたので、話の口火を切った。
私「この病院は、リハビリ室が広い・・」と言ったところで、アスペ夫人が私の話を遮って
アスペ夫人
「広くなんかないわよっ!●△のほうが広いわよ」といい放った。
私は苦笑して言った
「あのね~、私が言いたかったのは、ケアマネから、この病院はリハビリ室が広いと聴いているので、使えたらいいね、ということ」
そしたらアスペ夫人は黙ってしまった。
さすがに自分がお先走ったな、と思ったのでしょう。
人の話を遮るのも失礼だし、リハビリ室が広いか広くないかの話をしている訳ではない。
要するに私が知ったかぶりして、ここのリハビリ室の広さを語ったと勘違いしてアスペ夫人が先走って、反論したのだ。
ただ、問題はアスペ夫人はこの病院のリハビリ室はみていないのだ
あぁ、めんどくさい。
ただ、、人から聴いた話を伝えた訳で、それをそんなに強く否定しなくても良いと思う。
しかもアスペ夫人も見てないのに。
アスペ夫人の頭の中は
「私のほうが病院のことは知っている。貴方はリハビリ室を見てないのに、なんで広いと言うのか?」という怒りみたなものだった。
雑談だし、人から聴いた話を言ったまで。
普通の奥さんの返事なら
「そうなんですか、じゃあ今度、体調がよくなればリハビリを頼んでみようか」となる。
アスペ夫人に会話をする能力がないのか、本当に失礼な言動にはほとほと疲れる
アスペルガーはクロスワード好き!
クロスワードが好きというより
執着的に好きのようだ。
転院前にも、アスペ夫人が、夫そっちのけで病室で一心不乱にクロスワードをしている姿を何度も見た
私は不謹慎だなと思った
まぁ夫婦だからいいけど、病室は家でも娯楽の部屋じゃないから、もしクロスワードやるなら、談話室かどこかで、しかも、ご主人が眠っている間だろう
ところが、昨日も見舞に行ったとき、談話室で3人でコーヒーを飲んだのだが…。
というより、久しぶりに訪ねたのだから、奥さんは気を聞かせて少し席を外すのが礼儀だが、そういった礼儀や空気がわからない。
なので、私はご主人と仕事の話などは出来なかった。仕事の話をするとその話に入ってきて厄介になるのだ。
まぁ、それはいいとして、3人で話をしていたら突然アスペ夫人が、新聞のクロスワードを始めたのだ。
お客さんが来ているのに、一心不乱にクロスワードをやってる!!
それで私が
「クロスワードをやってるの?」と聴いた。
さすがのアスペ夫人も、こちらの意図が解ったのかバツが悪そうにペンを止めた。
そしてアスペ夫人は
「クロスワードがあると、やらずにいられないの。マスを埋めたくなっちゃうの」
???…???
意味解んない~?
やらずにいらんない?
それって病的ってことじゃないの?
アスペ夫人
「数●も大好き。数●って知ってるでしょ?」
私、知らない。
1から9までの数字が並んでいるらしい。けど名前も知らない。
私、おそるおそる
「じゃあ、絵を合わせるのも好き?」と聴いた。
やはり、それも好きだそうだ。
クロスワードは頭の体操になるからと理屈を言っていたが、そうではない。
クロスワードをやらずにいられないのだ。それが正しい。
何かをやらずにいられないという経験はないけど
アスペルガーは執着するという気質もあるので
解るような気がする
ただし、病室や見舞い客が来ている時には止めましょう!
糖尿病の夫に柏餅!!
昨日は5月5日こどもの日。
端午の節句。
で、アスペ夫人は、入院中の夫に柏餅を買って食べさせていた。
糖尿病なのにですよ!
そして、何かタッパー2つに惣菜を作ってきたようだったので、料理を持ち込んでるのか聴いた。
そしたら、オカズや夜中にお腹が空くからお菓子などを持ってきてると。
私は
「石井先生が、何を食べてもいいけど、何を食べたのか報告してくださいと言ってましたね。報告してますか?」
と聞くと
アスペ夫人は、医師に報告していないという。
腎臓病と糖尿病を患っているのに、食事にまったく気を使っていないという恐怖。
病気になって半年以上たつが、食事制限をきちっとやっていれば、もう今頃は、好転してると思う。
いくら薬飲んでも、食事制限をしなければ、治らない。
朝の挨拶が出来ないアスペ夫人
5月1日。アスペ夫人のご主人が転院することになった。
朝、家から出ると太陽がキラキラ光っていた。
晴天に恵まれた退院日和だ。
いつものように知人が車を運転してくれて、病院についた。
車から降りて病院の受付に向かう途中、アスペ夫人に私が言った。
「今日は、とても良い天気ですね~♪」
すると夫人のアスペルガー攻撃開始!
「良い天気じゃないわよ!午後は雷雨になるよのっ!!でも、夕方には晴れのよ!」と、また切り口上で言った。
私は、、ちょっとムッとした。
「いゃ~、退院がね、雨だとか、曇りだとちょっと気分的にヤじゃない?晴天だと何か気持ちは軽くなるでしょ?」と言った。
要するに、朝の挨拶というか、退院が晴れっていいよね!という気持ちで、軽く言ったんだけど。
アスペ夫人は、それが許せない。
今は晴れただが、夕刻には雷雨になる、だから、今日の天気は悪いのだとという。
私は天気予報の話をしているのではなく、退院はめでたい、ハレの日だからね、天気も応援してくれてるね!という気持ちで言ったまでだ。
隣近所の挨拶だって、「良い天気ですね?」
「そうですね」となりますよね。
アスペ夫人は、人の言葉の裏が読めないということは書物で読んだガ、こういうことかと妙に納得した。
人とのコミュニケーションの取り方とは、初めは肯定してから、自分の意見を言うことだ。
最初からNOを言うべきではない。
拷問に近いアスペ夫人のマシンガントーク!
アスペ夫人が一方的にしゃべり続けることは、何度も書いた。
それはアスペルガー症候群の特徴だから仕方がない。
でも、辛さが倍増するのは、自分が関係した過去の話しかしないこと。
自分の話は、そう日常的にはなすものではない。しかし、アスペ夫人の関心事は過去のこと。
アスペルガー症候群の人は、過去に生きていると、書物に書いてあった。
でも、アスペ夫人の過去の話なんて、ほとんど興味を持てない話ばかり。それが辛い。
一例を言うと
ご主人の二人の妹さんの話。私は会ったこともないし、ご主人からも聞いたこともない。他人の兄妹など感心がないものだ。それを永遠と話すのだ。まったく苦痛!!
そして、自分の親のこと。ご主人の母親や自分が入院したときのことを話すのだ・・・まったく興味なし!
もっと、世間のこと、社会で問題になってること。夢や、映画や展覧会の話でもなんでもいい。互いに話し合えるテーマならば良いが、アスペ夫人の話は、ほとんど自分とご主人の家族の話のみ。
拷問に近い。
ケアマネージャーからも敬遠されたアスペ夫人!
今、ケアマネージャーがついたので、いろいろサポートしてもらっている。
廊下やベッドの手すりや、リハビリの手配などだ。
しかし、怖れていたことが現実になった。
ケアマネージャーがアスペ夫人に疑問を持ち始めて、「奥さんの方が診てもらったほうがいいんじゃないの?」と言われた。
いくつか話してくれた。
病院に書類を書いてもらってくれと言っても実行しない。普通は、奥さんが、すぐ書類を病院に持っていくとのこと。
それで、私が聞いた
「それを言った時に、いくつも頼まなかった?」
ケアマネは
「3つくらい頼んだ」という。
私は
「ひとつだけにして欲しい。3つも言ったら、何を先にやれば良いか判断できないから。それに紙に書いて渡さないと理解できないから」と言った
ケアマネは、これから考えを変えて、ひとつだけ言うようにします。とのこと。
加えてケアマネが言った
「書類を病院に出してないのに、リハビリを早くやりたいとせっつくのよ。だいたい書類を出してから1ヶ月くらいかかります」
「それにね、リハビリの施設だって、予定が決まっていて、割り込むのは難しいんです。相手あってのことですから」
私もそれには頷いた
「先方の予定、人員の確保、いろんなことがあり、急にリハビリをやらせろと言っても無理ですよ」
そしてケアマネが
「そのリハビリ施設の人との打合せの時にびっくりしたのはね、『主人と結婚記念日に散歩した』と言ったんですよ。打合せとは関係ない話でしょう。
それに、早口でしゃべり続けるんだけど、ほとんど必要ない話ばかり。
先方も時間で動いている人たちだから、ほんと申し訳なくてヒヤヒヤしたわよ」と言った。
私も言った
「だいたい奧さんの99%は必要ない話だからね」
ケアマネが
「やっと貴方の言ってることが理解できた。ごく普通に接していると、ニコニコと明るい奥さん。としか思わないからね。こういう人だとは、誰もわらないわよ。奧さんの方が病院で診てもらったほうがいいんじゃないの?」と言ったのだ。
まあ、アスペ夫人は、こちらに関係ない話を一方的に話しまくるので閉口する。
先日、バスで一緒の席になったが、40分間しゃべり続けていた。病室でもおしゃべりするので周囲の患者に迷惑な話だと思う。
とにかく、たにんの気持ちがわらないし、空気を読めない。思い付いたことを口にする。人が傷つくことも平気で言う・・・。
アスペルガー症候群の典型である。外からはなかなか判断できない。付き合って始めて、異常に気がつくのだ。
漫画のように怒るアスペ夫人
4月25日、主治医の回診の時に夫の退院と転院の話が出た。
今、いるのは救急病院だ。だから病状が安定すれば転院となる。
病院は紹介もするし、こちらが希望する病院でも良いということだ。
しかしアスペ夫人は、転院に納得出来ないようだ。
私は早速、知人でご主人のケアマネに電話して、適切な病院を紹介してもらおうと思った。
ケアマネによると、なるべく今の病院の紹介の病院がいいと言う。いろんなことを聞いてから、病室に戻った。
そこで見た光景にまたまた、驚愕!!
アスペ夫人が腕を組み、ふんぞり返って、ぷーっと頬を膨らませて怒っている。
まるで、ドラマか漫画のようだった。眼を疑ったし、正視できなかった。
アスペ夫人はぷ~として言った
「転院なんて・・・追われるようで、気に入らない」というようなことを言っていた。
私はなんとかアスペ夫人を納得させようと必死だった。あまり医師に反論、異論を唱えて良いことはない。いつもそれで人間関係がギクシャクするからだ。
私はアスペ夫人に
「皆さん、治療終えると1週間程度で転院するよね。確か最初に入院したときに、同じ病室の人が転院を進められてたよね。ここは救急だから、みな安定したら転院するんですよね。ご主人は長期入院で特別なんですよ」と言った。
アスペ夫人は
「だって、転院なんて・・・」
今は外科にかかっている。もともと、腎臓病から来ているので、内科に戻ってから転院したいところだ。私だって心配ではあるが・・・
でも、何度かアスペ夫人に言っていた。
一度、腎臓の主治医と面談して、病状の説明の機会をもらえと。今は盲腸炎だが、もともとはネフローゼの薬から発症していることだ。
だから、腎臓は治ったとアスペ夫人は言うが、本当に治っているのか、内科の主治医に確認した方がいいと、いつも言っているのだが、医師にも、相談室にも行っていない様子。
それで
「不満、納得できない」と憤慨しているだけなのだ。何も対処しない。
腕組みして、膨れている様を見ると、まるで子供が駄々をこねている感じに思えた。
こういうのが発達障害なのか。大人はこんな子供じみた態度はとらないし、心で不満を抱いたら、各所に相談するなり、不安を解消すべく働きかけるが、アスペ夫人はやらない。
不満の態度を周囲にひけらかしているだけなのだ
デパートのオモチャ売り場の子供そのものだ。